【LGBTQIA+】多様化する「性」の在り方、~自分が何者であるかの定義~
今回はセクシュアルマイノリティに関して書かせていただきます
レズビアンやゲイ、バイセクシュアルなど性のマイノリティについて様々な意見が飛び交っている昨今、どのような問題が起きているのでしょうか。
LGBTQIA?セクシュアルマイノリティとは
一言にセクシュアルマイノリティといっても様々な種類に細分化されていて、もはや言葉での理解を超えているものもあります。
女性同性愛者(レズビアン)や男性同性愛者(ゲイ)両性愛者(バイセクシュアル)にトランスジェンダー*1 など、近年セクシュアルマイノリティは細分化の一途をたどっています。
もう言葉だけでは表しきれない?セクシュアルマイノリティに関する用語
先ほど紹介した性自認以外にも女性か男性のどちらかとは二分化されることを拒む「アジェンダー」や出生時の性別に関係なく女性や男性と感じる「バイジェンダー」、性の概念が流動的な「Xジェンダー」、セクシュアルマイノリティの話となるとたくさんの用語が出てきます、参考までにこちらの記事をどうぞ。
性別の定義
そもそも性別の定義として
- 身体的な性別
- 社会的な性別
- 個人的な性別
の3つがありそれぞれ「SEX」「Gender」「Sexuality」と言われSexはつまり生物学的な性別を指します。
Genderは社会での普遍的な性別を指し、「男性だから○○でなければいけない」などはジェンダーによる偏見といえます。
Sexualityは生物学上の性別と自身の性自認、そして性的嗜好が密接にかかわっておりパターンとして無数にあります、基本的にマジョリティといわれているストレート*2もそのパターンの一つとなります。
問題意識とその実態
ではなぜ性的マイノリティについての議論がされているのでしょうか、まずは法整備の遅れです、日本の現行法では女性か男性という前提しか定義されておらずトランスジェンダーの方などが生きずらい社会となってしまっています、同性婚や異性パートナーなどに享受されている社会保障などが同性だと認められない、という状況です。
そして次に叫ばれているのは「人々の理解」です、これまでに多数の性的マイノリティに関する本などが出版されそこで書かれるのは「差別」や「理解」に関すること。
これは自論になりますが、差別はあってはならないが理解の強要もあってはならない、と考えています。
「私たちを理解して!私たちの暮らしやすいようにして!」と求める気持ちはわかりますが、万人が何でも理解できるわけではありません。
差別をしない、お互いに迷惑をこうむらない程度の理解は必要だと思いますが、そこを超えるような理解を求めるのは違うのではないでしょうか。
LGBTとGUCCI、勝手にブランド化するな?性的マイノリティの方々からの意見
当然LGBTを掲げた活動もやればいいってもんじゃないだろう、と思うことがあります、そこで「LGBTでこれ見よがしに売っていくのってどうなの?」と感じている性的マイノリティの方々の意見をまとめたこちらの記事を参考までに。
こちらの記事には「勝手にLGBT 代表とか名乗らないで」などの性的マイノリティの方々からの意見が寄せられています、メディアに露出している「活動家LGBT」もまた性的マイノリティの一部に過ぎないのですね。
意見の中にLGBTという言葉は「イメージアップのための言葉」という意見もありましたが、自分も同感です。
言い換えればブランドネームのようなもの、GUCCIの財布です、高級品ですね。LGBTです、少数派で守られるべきですね。要はイメージの問題、LGBTがすべての性的マイノリティの代表かのような状態が反発をよんでいるのではないでしょうか。
まとめ
- 性的マイノリティを表す用語はたくさんあり、細分化が続いている。
- 性的マイノリティに関する法整備は重要。
- 過度に理解を求めるのは反発を呼ぶ。
- 性的マイノリティの方々の中でも「LGBT」を掲げ、これ見よがしに活動している活動家をよく思ってない方々もいる。
性的マイノリティへの差別は許されるべきではありませんが、理解の強要もあってはならないと思います、「十人十色」それぞれがそれぞれで干渉しすぎなければ良いのではないでしょうか。
今回は性的マイノリティについて書かせていただきました。
また別の記事でお会いしましょう。