教養的で貪欲で

様々なことを解説する私のアウトプット

大手証券の営業とはこれいかに

野村、大和、三菱、日興、みずほ。。。

 

言わずもしれた大手証券会社である

 

よく「金融は激務」だの「証券はブラック」といった論調を耳にする

 

しかし実態はどうなのだろうか、紐解いていこうと思う。

 

 

激務か否か

結論から言ってしまえば答えはYes

 

ただその代わり大手証券に努めている人間は一人残らずもらうもん貰ってます、少なくとも同窓会で金の話をするのが申し訳なくなるくらいには貰えます。

 

具体的な話をすると30代中頃には平気で年収1000万円を超えます

 

ただそれまで生き残れるかが問題です、外資でもない限り突然クビを切られることはないでしょう。ただその前にやめてしまう人が多いです、それほど激務です。

 

ノルマについて

当然のようにノルマは存在します。

 

それは会社の大小に限らず営業がものを売って稼いでいる業界なら大抵存在します。

 

特に証券会社のノルマは扱っている商品の特性上金額も大きいです、二年目の新人が2億、3億を扱うこともあります。中でも大手は仕事の引受け能力も中小と比べて相対的に高いです、そうなると営業が捌かなければならないノルマも増えます。

 

その金額の大きさや、毎月降りかかるノルマからくる重圧はかなり大きいです、それによって退職してしまう人も多いです。

 

パワハラについて

証券会社でパワハラが横行していたのは昭和のイメージです、現在の、少なくとも大手証券会社ではコンプラ意識が高く、ノルマ達成出来ない社員を罵るような管理職はあまりいないです、本社に報告してしまえば困るのは上司の方です。

 

最近の証券会社のコンプラはガチガチです、上司は迂闊に酒を進めることすらも難しいです。

 

退職してしまうワケ

もちろん転職でキャリアアップなどのポジティブな理由での退職もありますが、ネガティブな辞職も少なくないです。

 

先程ノルマを達成出来ない社員を罵るような上司はあまりいないと書きましたが、多少詰められることはありますし、営業計画を作らされることもあります。

 

ですがネガティブな退職をしてしまう大きな理由はそれではありません、理由の大半は"罪悪感"です。

 

大学卒業したばかりの20歳そこそこの若者が、他人の人生がかかった少なくとも数百万、あるいは数億円単位の投資を任される訳です、中には40年働いて得た退職金を、あるいは年金をリスク資産に投資する老人もいます、そんな人生のかかった選択に付き合っていくわけですから当然外貨の上がり下がり、株式の揺らぎに一喜一憂するわけです。

 

まとめ

大手証券は激務で大概の人間は神経もすり減らします、しかしそれ相応に金は良いです、慣れて耐えましょう。